東日本大震災 幼稚園児 犠牲

震災の心の傷跡がまたあらわになりました。


宮城県山元町の海岸線から約１．５キロの私立ふじ幼稚園。

園児５１人が乗った送迎バス２台が津波に流され、
園児８人と教員１人が亡くなったそうです。

地震後の停電でテレビが消えて津波警報は伝わらず、
園にある防災無線も機能しなく、エアポケットのように
情報が途絶した幼稚園に、津波は容赦なく襲いかかった。

鈴木信子園長は遺族にこう謝罪した。
「津波に対しての意識が甘かった。これがすべてと思います」




この物語を聞くと、大変痛ましく、
心は苦しくなります。

私も二児の父親ですので、ご遺族の気持ちがわからない訳では
ありません。


ひどい言い方をすると、この状況で園児４３人が
生き残ったこと自体、奇跡です。

全員流されていても、おかしくはない。

職員の方のすばらしい判断によるものと思います。

５１人中、４３人も救えたのだから・・・・


別の視点から見ると、
まず、この地域での地震は、想定されていたこと。
そして、地震が起きた場合、津波は必至。

つまり、そこに存在した方のすべては、
このことを予想できる位置と考えは持てるはずです。

そういう意味で、この状況を責めることは誰にもできないと
思います。


ただ、同じ過ちを繰り返すことは、愚かなことと
思います。

繰り返さないためにも、さらに感情を外し、客観的に
見る力が必要となります。



これで、あなたの子供は救えるか？
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